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Channel: 漂えども沈まず
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「Wの悲劇」 (2012年4月26日 - 6月14日)

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というわけで始まりましたの悲劇」
http://www.tv-asahi.co.jp/w-higeki/

夏樹静子の原作は「ダブリューの悲劇」だがこのドラマは「ダブルの悲劇」と読むらしい。
原作と異なり武井咲の一人二役。

  和辻摩子:大財閥・和辻家の後継者
  倉沢さつき:施設で育った天涯孤独の孤児

境遇の全く違う2人がお互いの人生を交換することから物語は始まる。
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和辻摩子の方が早くから自分と外見がソックリな倉沢さつきの存在に気付いて
独自に調査をしていた。
そして「自分の力で人生を生きたい」と自分と入れ替わる事を提案する。

武井咲はなかなか好演。 やっぱり華がある。

しかし何か演出が古臭い。オーソドックスというより少し昔のドラマのような感じ。
狂言回しとしての松下由樹、今後、武井咲のライバルとなるダンサー福田沙紀など。
(福田沙紀はどうも役に恵まれないなぁ)

スタッフリストを見ると脚本家も2人、演出も2人。息が合ってない感じがする。
ドラマタイトルどうりの「Wの悲劇」にならない事を願う。

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平井堅が歌う薬師丸ひろ子の 「Woman"Wの悲劇"より」が流れるとそこで初めて
「ああ、これは「Wの悲劇」なんだっけ」と思い出して感慨深い。

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第1幕で 摩子の母親・淑枝(若村麻由美)が入れ替わった倉沢さつきを「心配してたのよ」
と抱きしめるシーンで「いくら外見が似ていても母親なら気づくだろう」と呆れたが、
実は和辻摩子と倉沢さつきが双子だったという設定に苦笑。(双子でも区別は付くと思うが)。

第2幕で和辻摩子がショーパブ『マスカレード』ダンサーの綺羅々(福田沙紀)からタバコを
左手の甲に押し付けられるシーンがあった。当然、重度の火傷になったはずだが、その後
の摩子の左手の甲は綺麗なまま。
数々のいじめの1つとして描いたのだろうが脚本が安易すぎる。

第4幕。 与兵衛(寺田農)は侵入した強盗に殺された事にして摩子(さつき)を東京へ
移動させ、事件現場やアリバイ工作をでっち上げる和辻一族。全ては摩子(さつき)を守るため。

ただ、与兵衛の遺体に胃ゾンデでグラタンを流し込むシーン。
ミキサーでグラタンをガーっと液状にしていたが、人間が食べた場合と差があり過ぎだろう。
双子なのに余りの境遇の差に、摩子に憎悪を覚えるさつき。
「わたしが和辻摩子よ。わたしはあなたに、あなたを返さない」。
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第5幕。 静岡県警の中里(津川雅彦)は与兵衛の寝室で何かのチューブを見つける。
そして邸の外の土に加えられた不自然な足跡。
摩子を守るために結束したはずの和辻一族の中に裏切り者がいる・・・。
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和辻摩子について調査していた弓坂(桐谷健太)は、和辻邸にいるのは摩子では無く
倉沢さつきだと見破る。「うまく入り込んだな、倉沢さつき!」

武井咲は2役の違いを上手く演じ分けていたが、今回は倉沢さつきの場面で和辻摩子の
表情になっちゃっているシーンがあった。

第6幕。 おおっと!摩子のボディガードと称して和辻家に入り込んだ弓坂(桐谷健太)に
新宿で起きた日高殺しは自分ではないと言う倉沢さつき。
確かに第1幕で殺害シーンは無かったな。
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胃ゾンデを見つけた中里(津川雅彦)は、与兵衛の胃の内容物の消化具合がおかしいと
主張する。不自然な足跡、与兵衛の死をすぐ摩子に知らせなかった事なども指摘する。
グラタンをガーっと液状にしちまったのはこの伏線だったのね。
液状にしないと胃ゾンデのチューブを通らないし。
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母・淑枝(若村麻由美)の与兵衛殺しの罪を代わりにかぶることで恩を売り、和辻家の遺産
を独り占めにするため、「与兵衛から襲われたためとっさに殺してしまった」と「和辻摩子」
として自首する倉沢さつき。
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春生(松下由樹)は「さつきの本当の目的は財産なんかじゃなく、自分の居場所を取り戻そうと
しているのかもしれない。」と摩子に告げる。 

2回目のおおっ!は、医師の間崎(高橋一生)は与兵衛が外に作った子だという事だった。
って、それだけだったが。
かつての永遠の高校生役・高橋一生、眉が細すぎるぞ。 裏切り者探しに崩壊直前の和辻一族。

3回目のおおっ!は、さつきに「嫌な事があんなら、体張って拒めよ!抵抗しろよ!」と
言われた摩子が、まるで倉沢さつきが乗り移ったように綺羅々(福田沙紀)に反抗し、
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止めに入った春生(松下由樹)に「あたしは倉沢さつき」と告げる・・・。
解離性同一性障害(多重人格)の発症か、それとも憑依現象か。

4回目のおおっ!は、「さつき、やらせろよ!3万だろ」と迫って来たチンピラから摩子を救った
弓坂(桐谷健太)に「私を買って」と涙を流す摩子と、そんな摩子を抱きしめる弓坂・・・。
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やっと物語が動き出した、という感じだが、もはやエキストラのような扱いの森田彩華。
「青空のゆくえ」(2005/日)での速見有美 役は名演だったんだぞ!

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第1幕で新宿で起きた日高殺しの犯人は?
和辻摩子を守るための和辻一族の偽装工作を壊したのは誰か? そして全ての黒幕は?

え? 2012年4月26日 - 6月14日(予定)(8回)で終わりなの? あと2幕?
原作もTV情報誌なども読んでないけど私なりのラストの予想。

・倉沢さつきは死亡。
・死んだのが倉沢さつきなのか和辻摩子なのか視聴者の判断に任せる。
・もしくは死んだのか、眠ってるだけなのか視聴者の判断に任せる。
 (フジTVのドラマのラストでよくあるパターンね。あと「高校教師」とか。)
あくまでも根拠のない予想なので全然違うかも。


Wの悲劇 (角川文庫)

Wの悲劇 (角川文庫)

  • 作者: 夏樹 静子
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/04/25
  • メディア: 文庫


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