「愛と青春の旅立ち」 (1982/米)が公開されて30周年だそうで、
シネマトゥデイ映画ニュースにリチャード・ギアのインタビューが6/16日付であった。
http://www.cinematoday.jp/page/N0043151
偶然、私も6/16の夜にDVDで鑑賞していたのだった。
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この映画も舞台が軍人を育成する海軍士官養成学校であることや、登場人物の男女の
恋愛・結婚に対するスタンスに対してレビューが賛成派と反対派に分かれている。
日本公開は翌年の1983年で、ヘラルド映画文庫の一冊としてノベライズが出版されていた。
ノベライズといっても映画とは多少異なる部分がある。
映画ではザック・メイオ(リチャード・ギア)がベッドで娼婦と寝ている父バイロンに最新鋭
ジェット機のパイロットになるために海軍士官養成学校に入る事を告げ、失笑されるのだが、
小説では13歳の時に母が自殺し、父に会いに行く時に生まれて初めて乗った飛行機の中
で将来パイロットになる決心をするところから物語は始まる。
海軍の兵曹だった父バイロンは酒と女が大好きな享楽的な男で、そんな夫の不実を嘆いた
母が睡眠薬で自殺し倒れている姿を学校帰りのザックが見つけたのだ。
母が自分には何も言わず突然逝ってしまった事がザックの人格形成に大きな影を落としている。
(米軍の養成学校が舞台なのに、撮影に軍の協力が一切無かったのは父バイロンが酒と女好き
という設定が敬遠されたため。)
レーニエ基地内にある海軍士官養成学校に入学したザックたちに、訓練教官の黒人軍曹
フォーリー(ルイス・ゴセット・ジュニア)の厳しいしごきが待っていた。
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とはいっても、フォーリーのしごきは男性より身体能力の劣る女性訓練生のケーシー
(ルイス・アイルバッチャー)にはやや甘いように見える。
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ザックは基地内に協力者を作り、新品のブーツやベルトのバックルを訓練生たちに高値で
売り付けることで金を稼いでいたがふとした事でフォーリーにバレてしまう。
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DOR(任意除隊)申請を迫るフォーリーのザックに対するしごきは激しさを増していく。
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かねてから成績も良いがそれ以上に要領の良いザックに注意を向けていたフォーリーは
「戦場でお前のような利己的なやつに誰が命を預けるか?」と自分しか信じないザックを嘲笑う。
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連日の激しいしごきにザックはついに心の中の想いを叫んでしまう。
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13週最後のサバイバル訓練前のひととき。
ザックは製紙工場で働くポーラ(デブラ・ウィンガー)と付き合い始めるが、劇場公開時、
フィルムにぼかしが入っていた。
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食事もせずポーラが騎乗位で続けているベッドでの会話の
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といったジョークや、
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ザックから離れる時にポーラは「さよなら」と腰を浮かせて引き抜くのだが、その瞬間の悩ましい
表情がとても美しい。
一方、親友となったシド(デイヴィッド・キース)の突然の自殺に、ザックは同じく自分に何も
言わずに逝ってしまった母を重ねあわせ苦悩する。
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ポーラの「愛しているわ」の言葉も届かない。
「愛なんかいらない! 誰もいらない!」と去って行くザック。
映画では空手で決着を付けようとしてフォーリーに叩きのめされるザックのシーンの後、
唐突に卒業式のシーンが来る。
小説では相変わらず酒と娼婦街に入り浸りの父バイロンに来週の卒業式を電話で告げると
卒業式当日に前日はしらふで通したらしい表情のバイロンが洗濯しシミ一つ無い制服姿で
現れる。
この名場面を引き立たせるために父子の再会シーンはあえてカットしたのだろうか?
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シネマトゥデイ映画ニュースにリチャード・ギアのインタビューが6/16日付であった。
http://www.cinematoday.jp/page/N0043151
偶然、私も6/16の夜にDVDで鑑賞していたのだった。

この映画も舞台が軍人を育成する海軍士官養成学校であることや、登場人物の男女の
恋愛・結婚に対するスタンスに対してレビューが賛成派と反対派に分かれている。
日本公開は翌年の1983年で、ヘラルド映画文庫の一冊としてノベライズが出版されていた。
ノベライズといっても映画とは多少異なる部分がある。
映画ではザック・メイオ(リチャード・ギア)がベッドで娼婦と寝ている父バイロンに最新鋭
ジェット機のパイロットになるために海軍士官養成学校に入る事を告げ、失笑されるのだが、
小説では13歳の時に母が自殺し、父に会いに行く時に生まれて初めて乗った飛行機の中
で将来パイロットになる決心をするところから物語は始まる。
海軍の兵曹だった父バイロンは酒と女が大好きな享楽的な男で、そんな夫の不実を嘆いた
母が睡眠薬で自殺し倒れている姿を学校帰りのザックが見つけたのだ。
母が自分には何も言わず突然逝ってしまった事がザックの人格形成に大きな影を落としている。
(米軍の養成学校が舞台なのに、撮影に軍の協力が一切無かったのは父バイロンが酒と女好き
という設定が敬遠されたため。)
レーニエ基地内にある海軍士官養成学校に入学したザックたちに、訓練教官の黒人軍曹
フォーリー(ルイス・ゴセット・ジュニア)の厳しいしごきが待っていた。

とはいっても、フォーリーのしごきは男性より身体能力の劣る女性訓練生のケーシー
(ルイス・アイルバッチャー)にはやや甘いように見える。

ザックは基地内に協力者を作り、新品のブーツやベルトのバックルを訓練生たちに高値で
売り付けることで金を稼いでいたがふとした事でフォーリーにバレてしまう。

DOR(任意除隊)申請を迫るフォーリーのザックに対するしごきは激しさを増していく。


かねてから成績も良いがそれ以上に要領の良いザックに注意を向けていたフォーリーは
「戦場でお前のような利己的なやつに誰が命を預けるか?」と自分しか信じないザックを嘲笑う。


連日の激しいしごきにザックはついに心の中の想いを叫んでしまう。


13週最後のサバイバル訓練前のひととき。
ザックは製紙工場で働くポーラ(デブラ・ウィンガー)と付き合い始めるが、劇場公開時、
フィルムにぼかしが入っていた。

食事もせずポーラが騎乗位で続けているベッドでの会話の


といったジョークや、

ザックから離れる時にポーラは「さよなら」と腰を浮かせて引き抜くのだが、その瞬間の悩ましい
表情がとても美しい。
一方、親友となったシド(デイヴィッド・キース)の突然の自殺に、ザックは同じく自分に何も
言わずに逝ってしまった母を重ねあわせ苦悩する。


ポーラの「愛しているわ」の言葉も届かない。
「愛なんかいらない! 誰もいらない!」と去って行くザック。
映画では空手で決着を付けようとしてフォーリーに叩きのめされるザックのシーンの後、
唐突に卒業式のシーンが来る。
小説では相変わらず酒と娼婦街に入り浸りの父バイロンに来週の卒業式を電話で告げると
卒業式当日に前日はしらふで通したらしい表情のバイロンが洗濯しシミ一つ無い制服姿で
現れる。
この名場面を引き立たせるために父子の再会シーンはあえてカットしたのだろうか?




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- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- メディア: DVD