(第十九話:雪の中の結婚式)
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北海道へ旅行に行く、という植村が信子を訪ねて来る。
植村は失踪した信子たちの父に長年、秘かに生活費を送金していたが、退職により
それが出来なくなったことを報告に行く、と言う。
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特攻隊の生き残りだった植村は戦後の自分の心が荒んでいた頃の話をする。
「君たちのお父さんは一番信頼していた人間に裏切られたんだ。親友と、君たちのお母さんに」
「やめて下さい!聞きたくありません!」。信子から強い拒絶が。
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一方、トラックで北へ向かう北川と良之。 ついに良之の右手にも違和感が。
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北の地で落ち合った2人。
子供の頃は欲しいものを欲しいと言えなかったという良之。
「だから君に関しても、今までは一度も欲しいと言ったことは無かった。
今なら言える・・・今なら言えるよ」。
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「只今より、乾良之と信子の結婚式を執り行う」 北川は大真面目である。
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「違うんだよアニキ、俺、冗談でやってるんじゃないんだよ。本気なんだよ。
なあ、見てくれよ。この北海道の原野こそがさ、2人にとって素晴らしい結婚式場に
なると思うんだ」
まだ冗談だと思っている2人。
「バカヤロー! 俺の牧師じゃ気に入らないってのかよ!」
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「天と地と精霊の御名によって、汝ら2人の魂をここに結び付ける」
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「1973/03/26(月)石狩」収録。
P.S.
感動シーンでの突っ込みどころ。
良之と信子が北海道のレストランで落ち合った時、店の四重奏のメンバーが
突然、「冬物語」のBGMを生演奏し始める。 何故、あんたたちその曲を知ってる?(笑)

北海道へ旅行に行く、という植村が信子を訪ねて来る。
植村は失踪した信子たちの父に長年、秘かに生活費を送金していたが、退職により
それが出来なくなったことを報告に行く、と言う。

特攻隊の生き残りだった植村は戦後の自分の心が荒んでいた頃の話をする。
「君たちのお父さんは一番信頼していた人間に裏切られたんだ。親友と、君たちのお母さんに」
「やめて下さい!聞きたくありません!」。信子から強い拒絶が。

一方、トラックで北へ向かう北川と良之。 ついに良之の右手にも違和感が。

北の地で落ち合った2人。
子供の頃は欲しいものを欲しいと言えなかったという良之。
「だから君に関しても、今までは一度も欲しいと言ったことは無かった。
今なら言える・・・今なら言えるよ」。

「只今より、乾良之と信子の結婚式を執り行う」 北川は大真面目である。

「違うんだよアニキ、俺、冗談でやってるんじゃないんだよ。本気なんだよ。
なあ、見てくれよ。この北海道の原野こそがさ、2人にとって素晴らしい結婚式場に
なると思うんだ」
まだ冗談だと思っている2人。
「バカヤロー! 俺の牧師じゃ気に入らないってのかよ!」

「天と地と精霊の御名によって、汝ら2人の魂をここに結び付ける」



「1973/03/26(月)石狩」収録。
P.S.
感動シーンでの突っ込みどころ。
良之と信子が北海道のレストランで落ち合った時、店の四重奏のメンバーが
突然、「冬物語」のBGMを生演奏し始める。 何故、あんたたちその曲を知ってる?(笑)